トップ > 食材まめちしき > 西瓜(すいか)

西瓜(すいか)

西瓜(すいか)

子供たちに大人気で、夏には欠かせない果物「西瓜(すいか)」ですが、

実は、果物ではなく野菜だそうです。

野菜と果物の区別は栽培にあるようで、木で育つものが果物、
つるや茎で育つものが野菜だそうです。

ただ、これだとスイカだけでなく、イチゴ、メロンも野菜になってしまい
紛らわしいので、果実的野菜類という言い方をすることもあるようです。


スイカを美味しく食べるために

スイカの歴史

スイカの歴史は、紀元前5000年にはすでに南アフリカで栽培されており、3000年前のエジプトでも栽培が行われていました。10世紀には中国に伝わり、日本には16世紀後半頃に渡来したといわれてます。


美味しいスイカの見分け方

果皮に張りがあり、緑と黒がハッキリとしていて、ツルとは反対側のお尻の薄茶色の部分が小さいものが良いスイカといわれます。ツルが茶色くなっているのは収穫してから時間が経ったものです。ツルがカットされている場合は、へたの周りが少しへこんでいるものを選ぶとよいでしょう。


スイカの保存方法

スイカは味が落ちやすいので、購入したらなるべく早く食べるようにしましょう。
スイカは中央部が甘く、皮に近い部分は甘味が落ちます。中央部が均等に行き渡るよう、放射線状にカットするとよいでしょう。


☆スイカの栄養・成分

体内の毒素を排出し、高い抗酸化作用をもつ栄養成分シトルリンやリコピンを含んでいます。

疲れやすい夏に、おすすめのフルーツです。

スイカは、果肉の約90%以上が水分なので、栄養価が低いように思われがちですが、近年では体内の毒素を排出し、抗酸化作用などの働きがある成分が含まれていることも分かってきました。

スイカに含まれるグルタチオンには、解毒を司る肝機能を高める作用があります。

スイカは、古くは漢方や民間療法でも、夏の暑さからくる熱を収め、利尿作用があるのでむくみや解毒に役立つ食べ物とされてきました。

スイカに含まれる、シトルリンというアミノ酸は体内に吸収されると、他のアミノ酸とともに、体内で発生するアンモニアを無害な尿素に変換させて排泄するように働きます。

またスイカにはカリウムが豊富に含まれています。カリウムは、ナトリウムとのバランスを保つので、余分なナトリウムの排出を促し、利尿作用を高めることから、ナトリウムのとりすぎからくる浮腫みの改善に役立ちます。

抗酸化作用が高いと言われるリコピンは、トマトに含まれていることでよく知られています。スイカの赤い色もリコピンによるものです。また他に、シトルリンやビタミンCなどの抗酸化作用のある成分も、スイカには含まれています。

スイカに含まれているリコピンの量は、品種により差はありますが、一般的な生食用トマトよりは多く含まれています。


スイカの皮に利尿作用があるので、お漬け物などにして食べましょう。

スイカには、他にも免疫力を高めるβ-カロテン、疲労回復に役立つビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、リン、鉄等のミネラル、アルギニンなどを含んでいます。

さらにスイカに含まれる糖分は、果糖とブドウ糖でエネルギーに素早く変わるため、夏バテで疲れた身体へのエネルギー補給にはぴったりです。


主なすいかの種類

大玉すいか

ポピュラーなスイカで、甘くてシャリっとした歯触りの良い食感です。主な種類としては「縞王」や「富士光」、「早生日章」、「甘泉」、「金時」などがあります。 重さは平均3~5kgで大きいものでは7~9kgにもなります。


小玉すいか

サイズが1.5~3kgと小さいスイカです。外見や味は大玉と変わりませんが、果皮が薄いので可食部分が多く甘みもあります。主な種類に「紅小玉」や「ひとりじめ」、「姫甘泉」などがあります。


黄色すいか

果皮が緑で果肉が黄色のスイカ。出始め当初は甘さが控えめでしたが、最近のものは糖度も高くなっています。種類としては皮が黒い「おつきさま」のほか、小玉の「クリームスイカ」、「おおとり」、「ひまわり」などがあります。


マダーボール

ラグビーボールのような楕円形のスイカで皮が薄く甘みがあります。大きさは2~4kgの小玉です。同じような形の種類に「姫まくら」、「紅まくら」などがあり、さらに皮が黒い「黒美人(はちきん)」もあります。


でんすけ

深緑色の表皮を持つ一風変わったスイカで、みずみずしい真っ赤な果肉はしゃりっとして美味です。高級スイカとして贈答品にもよく利用されます。7月上旬~8月中旬に出荷されます。

食材まめちしき
食材に関する豆知識です。野菜、果物、肉類、海産物など。スーパーや食材宅配のチラシでは良く見るけれど、実はあまり良く知らなかった食品も。

前の記事 | 次の記事

関連記事