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茄子(なす)

らでぃっしゅぼーやの茄子<br />

今回は、茄子(なす)です。

春夏秋冬、季節に関係なくスーパーに行けば、常に見かける野菜ですが、
意外と知られていないことも多い野菜です。


ナスの歴史

原産はインドです。

日本には奈良時代に中国から伝わり、そのころからお漬け物などに使われ、
古くから日本人に親しまれた野菜のひとつです。

「なす」という名前の由来は「早く実が成る」ことからだと言われています。


ナスの旬・栄養


熊本県産の茄子で作った麻婆茄子(オイシックスの産地限定野菜)


茄子は、通年出荷されていますが、誰もが知っている夏野菜です。

また一方で、「秋茄子は・・・」ということわざがあるように、
秋に収穫されるものは身も締まり、種が少なくおいしい物が多いです。

ナスの大部分は水分です。

主な成分は糖質で、わずかにビタミンとミネラルを含む程度。

なすには体を冷やす作用があり、紫色の成分であるナスニンとポリフェノールはコレステロール値を下げる効果があります。

赤ワインでブームを起こしたポリフェノールは活性酵素の働きを抑える効果があり、
老化防止やガン予防によいと言われています。

なす自体は低カロリーでヘルシーな食材です。

焼き茄子ならダイエット中にもオススメ。でも、油と相性がとってもよいので、ビタミンEを含む食物油で揚げものや炒めものに調理するとよいです。

美味しいナスの選び方・保存方法

実がふっくらとしており、首までしっかりと太っているものを選びます。

ヘタが鮮度を見分けるポイントです。色は黒く、筋が見え、トゲが痛いくらいのものが新鮮です。
皮の色は濃く、ツヤがあって光っているものを選びます。

なすは水分がたっぷりと含まれている野菜です。触るとハリと弾力があり、ずっしりと重量感のあるものを選びます。


ナスの保存方法

ビニール袋に入れて保存します

低温に弱いので、できれば常温保存を。常温なら2~3日もちます。
ビニール袋に入れるか新聞紙で包んで保存します。

冷蔵庫で保存する場合は、ビニール袋に入れて保存します。冷蔵庫に入れると果肉も皮も固くなって、風味が落ちてしまうので、早めに食べることをおすすめします。


ナスの種類

らでぃっしゅぼーやの加茂なす<br />米茄子ではありませんので。。。

同じ「ナス」の仲間でもいろいろなカタチの「ナス」があります。

・長ナス
 長なすと言っても、長さは様々ですが、中くらいのものが一般的に流通しているものです。果肉がやわらかく、煮たり焼いたりと和洋中いろいろな料理に大活躍してくれます。

・丸ナス
 京野菜の賀茂なすが有名です。果肉がしっかりしていて、まろやかな味です。焼きものにしたり、漬け物、田楽などによく使われます。

・米ナス
 アメリカで栽培されていたブラックビューティーという品種を改良したものです。実がぼってりと大きく、ヘタの部分が緑色をしているのが特徴。大きめでカタチが良いので、そのまま縦に切って焼いたり、中に食材を詰めたりする料理に適しています。

・水ナス
 卵型のなすで、手で絞ると水がしたたるほど水分が多いのが特徴です。浅漬けなどの漬け物に最適です。


ナスを使ったことわざ

らでぃっしゅぼーやの茄子

秋茄子は嫁に食わすな

秋ナスはたいへん美味なものなので、嫁には食べさせないという姑の「嫁いびり」のような意味で使われるのだという説があります。

また、ナスには身体を冷やす作用があり、嫁の身体には冷えるのはよくないので、嫁には食べさせないという実際的な健康上の配慮からの言葉だという説もあります。

象徴的な意味で、秋ナスは、種子が小さくなっているので、子宝に恵まれないことを案じてという説もあります。


・「一富士・二鷹・三なすび」

 初夢に見ると縁起がよいと言われていますが、富士は日本一の山だし、鷹は「つかみ取る」というイメージでそれぞれ縁起はよさそうです。ではなぜ「なすび」なのでしょうか。「なす」には、歴史のところで書きましたが、「成る」という意味があり「成功」するという意味があります。または単純に、昔は冬に食べるなすが高級だったからという説もあります。

食材まめちしき
食材に関する豆知識です。野菜、果物、肉類、海産物など。スーパーや食材宅配のチラシでは良く見るけれど、実はあまり良く知らなかった食品も。

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